Crypto Bit Bybit

こちらのCrypto Bit Bybitでは、仮想通貨市場における見逃せない重要な見解やトレンドを、素早くチェックできます。

フィデリティサーベイ―22%の回答者がデジタル資産に投資

金融サービス大手Fidelity Digital Assets の最近の調査で、暗号資産ディリバティブ商品に手を出した米国の機関投資家が、2020年に著しく増えたことが分かった。米国と欧州の774の機関を対象に行われた調査では、すでにデジタル資産に投資していると回答した米国の機関投資家のうち、22%が暗号資産先物に投資していた。この数値は、2019年の9%から大幅に増加している。暗号資産に対する関心と容認の高まりは、徐々に市場の信頼を後押しし、より洗練された多様なレベルの投資家が参入することを予告している。ウォール街でのビットコイン等の仮想通貨の導入は、まさにアーネスト・ヘミングウェイの言葉のように、「徐々に、そして突然」起こり始めている。

ブルームバーグ価格予想-2020年に2万ドル

その点において、ビットコインは実際に機関での検証が行われている。Bloombergのアナリスト は、ビットコインの価格が今年2倍以上の2万ドル、2023年初めに25万ドル、5年以内に30万ドルに達する可能性があると予測した。この予想は過去の価格パターンに基づいており、ご存じの通り前回の半減期であった2016年のパターンを今年も繰り返した場合、2020年下期に高騰が期待される。

グレイスケールの新たなライバル―ウィルシャー・フェニックス

私たちはグレイスケールの役割について、過去の記事の中で繰り返し強調してきた。そこで、ある疑問が思い浮かぶ。「市場での最も重要な限界購買者としてのグレイスケールのポジションは、すんなりと受け入れられるのだろうか?」。少なくとも、挑戦を試みる者はいるようだ。最新のSEC(米国証券取引委員会)提出書類によれば、ニューヨークを拠点とする資産管理会社ウィルシャー・フェニックスは、新たなビットコイン・コモディティ信託の立ち上げを申請。「BTCの購入と保管」の面倒ない「ビットコインの組み入れ」の機会を与えるもので、グレースケールが手掛ける36億ドル相当のビットコイン信託と競うことを目指す。一方、GBTC(グレイスケール・ビットコイン・トラスト)はSECの報告会社となり、フェニックスは以前ビットコインETFの設立を試みたが、今年初めにSECによって拒否されていた。

マーク・キューバン氏「新たなドットコムバブル」

すべての機関投資家が期待を抱いているわけではない。ビリオネアの投資家マーク・キューバン氏は現在の株式市況を、自らの莫大な投資比率をヘッジするためにヤフーに対するカラー取引をやってのけた1990年代後期のインターネットバブルと比較している。

キューバン氏は、当時と現在の不気味な類似点を観察し、パンデミックが続く中での過当投機が株価の急騰から急落へとつながる可能性があるとの懸念を表明した。現在の楽観的な市場景気が暗号資産市場にも広がれば、暗号資産の投資家は苦境に追い込まれそうだ。

ビットコイン懐疑者であるキューバン氏の推論は、かつてビットコインを「本質的価値」がない野球カードに例えたが、それは全く根拠がないというわけではない。ビットコインの価格は3月に40%下落して以来、金やS&P500インデックスとの弱いながらも一貫した相関性を示している。一方、金は上昇傾向を続け、ビットコインは6月11日に株価指数の調整と並行する大幅な後退を経験した。

しかしながら、年初来30%成長したビットコインは、他の主要指標よりもずっと先を行っている。