ビットコインが急伸、イーサリアムは体力を回復

ビットコインは4月23日に、金の勢いとともに7,200ドルまで急伸した。これまでのBTC/金のチャートを見てみると、大幅な強気の傾向は金に対して著しく高くなった時に現れている。実際、ビットコインは低迷から回復したばかりであり、依然として金に対して比較的安定している。過去の経験から、私たちは今のところ大規模な強気市場のチャンスがあるとは予想していない。しかしながら、金は2011年の史上最高値から転げ落ちて以来、良い動きを見せていないことを覚えておかなければならない。状況は変わり、米国連邦準備銀行の途方もない流動性の供給により、金は必然的に新たな上場来高値に達する。BTC/金が安定したままでいる間に、ビットコインが強気相場に入る可能性はある。ビットコインの金に対する上昇ペースがさらに加速すれば、新たな段階の到来の強いシグナルとなる。

私たちがビットコインに対し長期間強気の見通しを持つ一方、イーサリアムは1月からさらに良い動きを見せている。ETH/BTCのウイークリー、デイリーチャートを見てみると、イーサリアムは歴史的な底から抜け出し、前者のサポートと0.025付近でのレジスタンスに挑戦している。イーサリアムは2019年7月まで、このレベル以下に落ちたことはない。イーサリアム2.0が引き続き遅れていることへの失望によるサポートを通じて下落し、それ以来戻っていない。

2020年1月から、イーサリアムはBTCよりも著しく優れた動きを見せているが、その史上最高値より80%も低い。何がこの新しいトレンドを駆り立てているのだろうか?このトレンドは続くのだろうか?私たちは、イーサリアム2.0の進展が依然として価格を牽引していると信じている。単純に需要と供給の視点から、イーサリアム2.0は運用ノードのステーキングを必要とするため、イーサリアムの供給を減らすことになる。一方で、イーサリアム2.0はさらに高い効率とトランザクション速度を提供し、これによりDeFiのような関連ビジネスからのイーサリアムの需要を支援する。イーサリアム2.0への移行の一部であるビーコンチェーンは7月にリリースされると言われており、このことはイーサリアムの投資家たちの励みになるであろう。

DiFiはイーサリアムの需要を高めることになり、実のところそれはすでに起きている。強力なオンチェーン・アクティビティのおかげで、3月以降イーサリアムの日間Gas(手数料)使用量は500億ビットコインを上回ったままだ。ERC-20のテザーの送金はトランザクションの25%以上を占め、一方それは2019年6月ではわずか1%だった。スマートコントラクトのトランザクション(多くのDeFi)はトランザクションの約45%を占め、イーサリアムの送金は30%を占めた。

イーサリアム2.0の最新の動きを注視する価値は、必ずある。